皮膚科専門医が考えるデリケートゾーンケアの必要性について【銀座グランプロクリニック理事長 岩本麻奈医師】

皮膚科専門医が考えるデリケートゾーンケアの必要性とは?

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mame

30代後半/夫婦暮らし/商品担当

こんにちは!F.pathのmameです。

きれいみつけた「その道のプロに聞いてみた」特集は、F.pathスタッフがお悩みや商品に関する疑問を「その道のプロフェッショナル」に聞いてみる企画です。

毎回独自の目線で、本当に知りたい疑問をぶつけていきます!

今回は、グランプロクリニック銀座の理事長であり、日本フェムテックマイスター協会の学術理事をされている皮膚科専門医の岩本麻奈先生「デリケートゾーンケアの必要性」についてインタビューさせていただきました。

デリケートゾーンケアが認知されはじめている今、「そろそろ始めた方がいいのかな。。」「本当に必要なの?」「ふとした時のにおい気になるかも。。」など様々な方面から気になってらっしゃる方が多いかと思います。

今回はデリケートゾーンケア初心者の方に向けたビギナー目線の質問にお答えいただきました。長年フェムケアの情報を発信され、多くの知見をお持ちの先生からの医学的アドバイスです。皆さまの背中を押すきっかけとなれば嬉しいです。

~この記事で分かること~

  • VIOケアの必要性について
  • 最も多い「かゆみ」のお悩み。。オススメのケア方法は?
  • やはり若い頃からケアした方がいいのでしょうか?
  • 保湿ケアを行うことへのメリット
  • 「デリケートゾーンケア」海外では一般的って本当ですか?
  • ケア初心者の方へのアドバイス!
  • 先生ご自身がケアして良かったと感じたことは?

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【プロフィール】

岩本麻奈医師

グランプロクリニック銀座・理事長
(一社)日本コスメティック協会・名誉理事長
(一社)日本温活協会・理事長
(一社)日本フェムテックマイスター協会・学術理事

東京女子医大卒後、慶応大学医学部皮膚科教室で研修。2000年より20年に渡りパリ在住。美容皮膚科学や抗老化医学を研修し、アロマテラピー・フィトテラピーなどの自然療法も学ぶ。EU圏の製薬会社やコスメメーカーのアドバイザーとして活動後、現在はコンサルタント、コスメプロデューサー、美容ジャーナリストとしても活躍。著書多数で、「フランスの教育・子育てから学ぶ 、人生に消しゴムを使わない生き方」(日本経済新聞出版社)の一節は、2020年度の大阪教育大学の入学試験に採用される。

Q1.最近、デリケートゾーンケア製品をよく見かけるようになりました。ケアした方が良いのでしょうか?

デリケートゾーンは非常に敏感で、バクテリアや感染のリスクが高い部位です。 適切なケアを行うことで、感染症や不快な臭い、かゆみなどの問題を防ぐことができます。 また女性場合は、ホルモンの変動に大きく反応します。
月経周期や妊娠、更年期などのホルモンバランスの変化に合わせてケアを行うことで、ホルモンの変動に伴う、乾燥や薄くなる皮膚の問題を軽減できる可能性があり、快適な日常生活と長期的な予防のためにケアをおすすめします。

衛生的なケアだけでなく、ホルモンバランスの変化に対しての予防としても大切なのですね。

Q2.個人的に生理中のムレによるニオイが気になります。。オススメのケアを教えて下さい!

生理などによって臭うのは自然なこと、基本的には清潔を心がけていれば十分です。しかし普段でも気になるのでしたら、pHバランスが整った専用の洗浄剤を使用するほか、ニオイの繁殖を防ぐため、お手洗いのタイミングにミストやシートでふき取ることもオススメです。合成素材の下着は湿気を閉じ込めやすく、においの原因となることがあるため、綿などの天然素材でできた通気性の良い下着を選ぶことも大切です。また食生活を見直し、発酵食品や食物繊維を豊富に含む食品を摂取することも、体臭に良い影響を与えると言われています。

自然現象で安心しました。夏場は特に気になるので、お手洗いのタイミングで手軽にふき取れるものがあるととっても便利ですね。

Q3.やはり若い頃からケアした方がいいのでしょうか?

若い頃から適切なケアを行うことで、バクテリアやカンジダなどによる感染症を予防することができます。性的に活動的な年齢層にとって特に重要と考えます。
また早めのケアをすることで、将来的に起こり得る問題(例えば、更年期における乾燥や萎縮など)への備えともなります。 若い時期から意識的なケアは、衛生的な問題だけでなく、長期的な健康維持にも関わっていきます。

なるほど!目先のお悩みの解決はもちろんのこと、将来への備えに繋がるとなるとすぐにでも始めた方が良さそう!

Q4.デリケートゾーンの保湿ケアを行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

デリケートゾーンの皮膚は非常に敏感で乾燥しやすいです。特にウォシュレットなどの過度な洗浄習慣が、皮膚の乾燥を招きやすい環境にあると言えます。
乾燥した皮膚は微小な裂け目が生じやすく、感染症のリスクが高まります。
保湿ケアをすることで、皮膚のバリア機能を強化し、刺激や感染からの保護、リスクを低減することができます。 保湿ケアを行う際には、デリケートゾーン専用の刺激の少ない保湿剤を選ぶことが重要です。香料やアルコール、強い化学物質が含まれていない製品を選ぶことで、これらのメリットを享受することができます。

だからケアをする際には「デリケートゾーンケア専用」だったり「デリケートゾーンケアの事を考えて作られた製品」を使用する必要があるのですね。

Q5.海外でもご活躍の先生ですが、「デリケートゾーンケア」海外では一般的って本当ですか?

海外では性教育の一環として、デリケートゾーンの適切なケア方法についての情報が提供されることもあり、オンラインやメディアを通じて、健康と美容に関する情報が積極的に共有されています。 そのため衛生習慣の一部として認識され、日常的にデリケートゾーンケアを行っています。
市場にはデリケートゾーン専用の洗浄剤、クリーム、オイルなど多くの製品があり、敏感肌に優しい成分でpHバランスが考慮されているものが主流です。

性教育の一環として幼い頃から身近に知れる機会があるのは良いですよね。ケアも恥ずかしことではなく当たり前となっている環境なのですね!

Q6. これから初めてデリケートゾーンケアする方へアドバイスを下さい!

デリケートゾーンケアを始める際には、アルコールや強い化学物質が含まれていない、肌に負担をかけない敏感肌用またはデリケートゾーンケア用の製品選びから始めてください。
洗浄剤も重要ですが、根本的には乾燥による問題を防ぐために保湿が大切です。
保湿ケアとして、ミストタイプは摩擦を避けつつ、優しく肌に潤いを与えるため、
敏感なデリケートゾーンに適しています。シャワー後やトイレの後に簡単にスプレーすることで、快適な状態を保ちます。

忙しい毎日の中で「機能的で手軽にできるケア」はとっても魅力的ですね!

Q7.先生ご自身がケアをして良かったと感じることは?

定期的なケアによって、デリケートゾーンの不快な乾燥やかゆみを大きく軽減でき、日々の快適さが保たれています。更年期に伴うホルモン変動が原因の皮膚の問題も、保湿ケアにより効果的に管理できています。これにより皮膚の老化を遅らせる効果が期待できるだけでなく、心理的な安心感や自信にも繋がっています。女性にとって、デリケートゾーンのケアは単なる身体的な快適さを越え、全体的なウェルビーイングに貢献する大切な習慣であると実感しています。

私は脱毛をきっかけにケアを始めたのですが、生理中のかゆみや不快感が軽減され、その快適さから洗浄と保湿ケアはなくてはならないものになりました。アラフォーなので将来に向けてもケアを続けていきます!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はデリケートゾーンケア初心者の方に向けた質問をメインにインタビューさせていただきました。医学的観点からのアドバイスは説得力があり、ケアの必要性を感じることができました。皆様にとっても有意義な情報となり、デリケートゾーンケアを始めるきっかけとなれば嬉しいです。

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